特番を見なかった理由

恩師と呼べる人は小学校のときの担任の先生で。
その人に教えてもらったのが「僕の好きな先生」だった。
だからあの曲を聴くとその担任の先生を思い出します。
絵の具の臭いはしなかったけど、タバコの臭いはしてた。
そこから後追いで初期のRCから聴いていった。
2時間35分は長電話におけるヒトツの基準値であったり。
宝くじを買うのをいつも躊躇してみたり。
あの頃は音楽に対して特に嗜好はなく、まあ意識せず聴いていた
(テクノ原風景はその頃すでにあるが、それはまた別のお話)。


たとえば、自分の父親がいて、
「僕はお父さんが大好きです!」と声を大にして言わないし、
好きであることを特別意識して生活しているわけじゃない。
たまに実家に帰って「はー。落ち着くなー」って思う。
急にそれを失ったときに「この人のことは必要だったんだ」と自覚する。
今回はそんな気持ちでした(リアル父は生きてますがw)。
あー。清志郎さんのこと好きだったんだなー、って。
決して熱を持った愛情ではなく、すぐ近くにいる感覚。


土曜日の中野で平成ニョッキスが「雨上がりの夜空に(の勝手にREMIX)」をかけてて
(カウベル叩き忘れてたけどw)、
それを大きな声で歌って、なんか区切りがついた。自分の中で。
まあ、今までどおりのスタンスで聞き続けるだろうなー。
今までどおり、好きなものは好きですし(好きって表現でいいかかどうかわかんないけど)、
不安なときは「わかってもらえるさー」と頭の中で歌う。
これから先もずっと全てはALRIGHTなのです。


あとなぜか「拝啓、ジョンレノン」の歌詞に妙に共感しているのはオマケです。
ジョンレノン、ブルースリー忌野清志郎ってね。