なにかを通過した恋愛

センセイの鞄 (文春文庫)

センセイの鞄 (文春文庫)

なんか同意できなかった自分がいます…
結局、婚期を逃した女性と一旦枯れた男性の恋愛というか身のすり寄せ合い、みたいな。
うーん。なんだろう。うーん。
お互いに欲がない。お互いに多くの物事に興味がない。世界が狭い…
狭い中にふたりが閉じ込められたら情がわいて、それなりの仲になるのは当然のような。
読みやすいのですーっと入ってくるのはよかったです。
あと食べるシーンが多いから、もっとおいしそうに描写してくれたらうれしかったな。
脳内でセンセイがイッセー尾形柄本明で行ったり来たりだったんだけど、
間違ってなかった!わーい。