なむなむ!

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

やー。すごかった…
(大いに誤解を招きそうな表現だけども)萌え文学というかなんというか。
読み始め(ほんの数ページだけど)は文体に違和感を感じてしまって
(手に取る前はタイトル、ジャケ写にも嫌悪感)、
「はずれかな…」って思ったけども、
キャラのわかりやすさ故か映像が頭の中に浮かんできて、
なんとも幻想的(?)なカンジになった。
この感覚は何かに似てるな…と思ってたんだけども、
ビューティフルドリーマーだ!」とふと(その辺は年齢が伺い知れますね)。
べたな恋愛ものといわれるとそうなんだけども(漫画的ですし)、
なんだかじわじわくるアレです。よかった…
巻末の羽海野さんの解説(というかイラスト)があってそれはちょっと蛇足だった気が。


読んでいると頭に映像が浮かびやすいので、
実写化とかあったらおもしろいかなー、とか思った。
ら、
舞台化されるのねー。田中さん…田中さんかー。わー。
情宣写真みたけど、(主に髪型に)違和感…その時代感じゃないんだよなー。
あと緋鯉を背負って奔走する姿が思い浮かばない…
漫画もあるらしいけど、評判がよろしくなかったのでパス。
CG使って映画化がいいな。


とにもかくにもこれはおすすめだ!


あとぜんぜん関係ないんだけども、
"羽海野チカ"という字面をみると"羽曳野の伊藤"を思い出します。
羽と野だけなんだけどね。
元気なんだろうか…まだやっているんだろうか…また見たいなー。