神様だってそうするはずさ

アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]

あのトリックをどう映像化するか…？っていうので気になっていた。
なるほど…
(以下、壮大なネタバレあり)

読んでいるときに読者の頭に浮かんでいるのとそのまんまなカンジでしたね。
特にびっくりするような映像表現はなかったよ。
モノクロなのかカラーなのかで現実/空想を区別ってことか。ふむ。
オチを知っている、って点でインパクトがないのは当然なんだけども、
それでも限りなく原作に近いので安心感はありました。いいかわるいかはべつとして。

結局、瑛太/濱田岳/松田龍平の3人がすごいよかったな！っていう。
特に松田龍平が出てきて以降はなんかぴりぴりして締まった感(まあストーリー的にもね)。
瑛太のせりふまわしがすごい上手くて(日本人じゃないんだけどそれがバレないカンジが)よかった。
ハローバイバイがいい仕事をしてた。
シッポサキマルマリが出てこなかった。
襲った本屋はもっと小さいのかと思ってた。
店員さんが方言スキーにはぐっとくる。
濱田岳はとにかく好きなので。
そして松田龍平の死にっぷり！

映画としては「うーん」ってなるけど、
原作のファンで出演者のファンである自分にはそれなりに納得しました。

あとさっき知ったんだけど「重力ピエロ」って加瀬亮になったんですね…
V6の人(ど忘れ)じゃなかったね。