すこし複線

凍りのくじら (講談社文庫)

凍りのくじら (講談社文庫)

各章のタイトルにドラえもんの道具。
ストーリーの中にもドラえもんに関する話がちりばめられていて、
ドラえもんの威を借る…アレか。なんだ?クジラ?
まあ、とにかく素直な気持ちで読めなかったのがマイナス点なのですが、
油断をしていたら一気にミステリー化して心の中でガッツポーズ(「当たりだ!」と)。
普通の恋愛もの?という気持ちで読み続けていたのでこの展開はびっくり。
「ってことは…?」といろんな複線が貼られているのに感心しました。
あー。してやられてたなー。
これはあたりです。オススメだ!