2008年もちゃけ4'n選(活字編)
まあ、小説やらなにやらそういうの。
- 作者: 向山貴彦,宮山香里
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 文庫
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すごい感情移入のしかたをしました。
分厚い文庫が上下巻で2冊なんだけどぐいぐいよみました。
世界観の作りこみ方がすごくて、なんだかよかったです…
こういう唯一無二の作品ってそうは出会えないと思いました。
これは絶対にいろんな人に読んで欲しい。
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/06/30
- メディア: 文庫
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本当に号泣するなんてなかった。
いずれ死ぬ、っていうのはわかっていたんだけど、
そのときが来たら本気で悲しんだ。
オムニバス的な進み方なんだけど、
それぞれの「きみ」がいちいち切なくてよかったです。
これもホンキでオススメしたい一冊。
- 作者: 夏目漱石
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/03
- メディア: 文庫
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これは本気で文学だった。
人の心の残酷さやらなにやらがあって、
でもその残酷さっていうのはやさしさの裏返しだったり、
一途であるからこそそういう気持ちに陥ってしまう感覚。
日本人ってこうあるべき、という世界観は心地よかったです。
伊達じゃないなー、て思った。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/08/01
- メディア: 文庫
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日本政府のヘタレ感や、
かの国の考えそうなこととか、
非現実ではあるんだけど、妙にリアルに思えたりした。
この人の書く気狂いの人の気持ち悪さが、
逆に心地よくて一気に読めた。
ハードテクノな文学。
おもしろかったな、これは。