ある単語の本当の意味

メゾン・ド・ヒミコ 通常版 [DVD]

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会社の後輩ちゃん(ジブリ好き。人妻)に
「なんかオススメの映画ある?3分間待ってやる」と聞いたら教えてくれた。


超よかった…
(たたみます)


偏見やら理解不足やらは必ずあるものなので、
そういう悲しい人間の行動っていうかそういうものは切なくなるもの。
でも、彼(彼女)たちはそういうものをふりはらうほどの明るさを持っている。
自分は悲しい存在。だけれども一緒にいる仲間たちは愛すべき仲間。
なんというかそういうものが伝わってきてじんじんきました。
ダンスホールのシーンで泣きそうになったけど、
「また会う日まで」でちょっと持ち直した(笑)。
性別とか関係ナシに惹かれるものは惹かれるわけですが、
それぞれ性欲とかあってなー。とかなんとか。


ヒミコ役の人の存在感がすごかった。見たことない役者さんだったので…
(田中泯さんという舞踏家さんだそう。すげーな)
オダギリジョー柴崎コウもよかった。
(あすなろ白書でいう)松岡(西島秀俊ね)が出てて、
「あー。この人もゲイになっちゃうのかー」と妙な納得をした。
音楽もぐっときて「誰?」って思ってクレジットを凝視したら細野晴臣。うん、納得。
ついでに「また会う日まで」のREMIXがサワサキヨシヒロ。うん、納得。
キスがエロいと思ったら監督さん(犬童一心。ジョゼ虎の人)の名前をみてこれも納得。


とにかく(もしかしたら見る人を選ぶかもだけど)、いい映画でした。
明日、後輩ちゃんにはご褒美に飴でもあげることにします。