魚の子というか魚

ポニョってきた話をば。
崖の上のポニョ
(うしろの(百太郎)ほうにネタばれあり)


なんだかうーん…ってなる映画でした。
悪い意味でうーんってんじゃなくて、
なんていえばいいんでしょうかね…じわじわ来るっていうかなんていうか。
好きか嫌いかっていえば好きです大好きです。
二回ぐらい泣きそうになった。
(たたみます)


まずポニョの半魚人状態がキモい(笑)。
あれは実際にいたらホラーだわー、って思ったりした。
フジモトの存在も元々人間だった…ってのはわかったんだけど、
じゃあなんで人間をやめたの?っていうのとか、
話し方が棒読みすぎて悪い人、っていうよりダメな人、って思えたり、
グランマンマーレとかデカくて怖いし、
あっさりとポニョを人間にしちゃったときに、
なんだか無責任さを感じて違和感を覚えたんだよな…
そんな簡単に5歳児ふたりに決断させていいの?っていう。
リサは性格ががさつっていうか荒々しすぎるし、
「不思議なことが起きている」って客に向かって言ったよね?みたいな。
これからトンデモ展開ですよー、って。
あの崖の上の家の意味はなんだろう?みたいな。
(必死で帰ってあっさりおでかけってなんで?とか。
あの家は灯台がわりでとりあえず灯りをつけにいったんだよね?と解釈中)
あとジブリ映画にあるとりあえず豪華声優陣ってのはちょっとやめてもらいたいなー。
フジモトはもう棒読みじゃんか。アルフじゃんか。
矢野さんのあれはすごいけど。いや、すごいっていうか無駄遣いじゃね?っていう(笑)。
おもしろかったけど。
一茂はもう一茂でどうにもこうにも…


それでもなんでも、ポニョと宗ちゃんに関しては無条件で好きだわー、と。
あとひまわりのおばあちゃんたちがいい味だしてた。子供状態ですものね、ある意味。
最初にポニョが奪われたあとの宗ちゃんのふぬけ顔が最高すぎた。
あとどわー!って宗ちゃんの車を難破させんばかりにポニョが追いかけて、
おうちの前で再会できたところは泣きそうになったよ。


とにもかくにも振りきり加減にじわじわくる映画。
DVDが出たら買ってもいいぐらい!何度もみたい!
そのたびにわけのわからん違和感を感じたい!


ついでにブリュンヒルデってふーん…