広げた風呂敷をたたむ

アフターダーク (講談社文庫)

アフターダーク (講談社文庫)

通勤往復で読了(1時間程度)。
うーん。
井戸の底やら、森の中やらの土の臭いがする不思議空間が出てこなくて、
淡々と目線が切り替わっていくドキュメント番組をみせられたような半端な気持ち。
国営放送とかでよくある「深夜の渋谷の若者は…」みたいな。
(知人が言っていたんだけども)伏線をはるだけはって「はい、はりましたー」で、
どうにもこうにも丸投げされちゃって、こっちは「えっ?」っていう。


「じゃー、解釈はおまかせします」と村上さんに言われているようでなんかすっきりしない。


つっこみどころも多々あるんだけど(デニーズの挨拶とか)、
しかしながら、マリちゃんがかわいくて。


間をあけずもう一度読みます!