天使のみつけかた

おーなり由子。 さらっと読めた。 ☆ とある天使の男の子が人間の女の子に恋をした。地上に降りて女の子と仲良くすごした。 ある雨あがりの晴れた日に、女の子がみずたまりの上を跳ねると水しぶきがキラキラ光った。女の子はうれしくて自分が汚れるのも気にせず何度も跳ねた。 天使の男の子は真似をしてみずたまりの上を跳ねたけれども水は天使の男の子をよけて飛び散るだけだった。天使は汚れないのだ。汚れてはいけないのだ。 つまらなく思った天使の男の子は神様にお願いした。 「ボクを女の子と同じにして欲しい」と。 するとみずたまりはキラキラと光り、泥は男の子の服を汚した。泥によごれた男の子はうれしくて女の子の方をみた。 そこにはつまらない顔をした女の子が立っていた。 「わたしはいつも綺麗だったあなたが好きだったのよ」 そういうと薄汚い男の子をひとり残して去って行った。 ☆ って話、どっかで読んだんだけどなんだったか思い出せない!