ボヘミアン・ラプソディを観た話

とある企画(#さくらシネマ )に乗っかってボヘミアン・ラプソディをみた。

バイセクシャルからのAIDS判明の経緯が非常にやんわり。非常にやんわりと表現されていて拍子抜けた。や、ホモセックスが見たかったわけじゃなくってよ?

曲やバンドとしての前知識がなくても全力で引っ張っていってくれるけれども、その辺りの知識(フレディがバイセクシャルであること)を知らないと分かりづらいところがあるのかなー。と思いつつ、でも主題はそこじゃないからまあいいのかもね、と納得した。

 

そして結果酷いのはメアリーなんじゃないか?とモヤつく部分もあって、

彼氏を連れてきたり、わざわざ会いに来たのに妊娠を伝えたり、「えっ?いま?それ?」みたいな心にぐっさり刺さって、そんなことされたら死んじゃうよね、それ。みたいなデリカシーのなさだった。あれは酷い。

 

ポールに向かって「出ていけ」との字幕が「I want to you out my LIFE」って言ってて、

わー!人生か!

とぐっさり来た。字幕との重さの違いよ!と英語の勉強をちゃんとしないとな、と思いました。

 

そして、自分の我が儘で酷いことしたのに「ごめんね。ゆるしてね」ってちゃんと言えたフレディ偉い。自分には言えない。

 

あとなんか史実と異なったり、説明不足なところ(ソロデビューとかね。他のメンバーが先にしてたのね、ソロ)とかあったりしたけど、まあ映画だからいいや。って。

 

概ねおもしろかったです。言いたいこと山ほどあるので、もう一度くらい観たい。

まだしらないことがよのなかにはいっぱいあって

歳をとれば取るほどに

なんでもわかっているつもりになったけれども

それはあくまでも自分が通過してきた経験値のもとにそのつもりであって、通過も見てもないことはまだまだ、たくさんあるんだなぁ、と

自覚するのは初めてみるものをみたときだった

そうだそうだ

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そんな、わけで能というものを初めてみました

人と神様の中間みたいなそんな感じ

空気っておもしろいなー、と

そしてわからない人たちもたくさんいて、そういうのはもう人にあらずだと思うことにするしかないよな